“売らない” バンドでメシを食う

CASTプロデューサーでありレコーディングも映像制作もできるドラマー鳴滝紳吾のブログ。バンド活動のあるべき姿を体現しながら事業を展開する。

世代別【価値観】のちがい

こんにちは。

音楽業界を変える男、鳴滝紳吾です。

 

さいきん、沢山の方々にお会いするなかで

とても興味深く、面白い話をひとつ聞きました。

 

それは、年代ごとの価値観です。

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【ハンブンコ!】Telecastic fake show(凛として時雨)を半分のテンポで叩いてみた

 

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ライブハウスの受付、なかなか楽しい!

価値観とは、過去の経験をもとにつくられるそうだ。

 

それを前提として、まず年代を大きく3つの枠に分けるとする。

 

70代以降

40-60

20-30

 

ひと世代ずつ説明していこう。

 

まず70代以降。

この世代の方々は、【食べ物】を重要視する。

 

それは、思春期のころに戦後の食料難など

食べ物に満足できない経験をしていたから。

 

だから、どんな場面でも【食べ物】に関することが

重視されがちなんだとか。

 

例えば、打ち合わせなどの話をする前には

必ずといっていいほど「まずはメシ」らしい。

 

 

そして40-60代。

この世代の方々は、とにかく【お金】が大事。

 

この方々が思春期の頃、日本はちょうど

高度経済成長期。バブル期でした。

 

だから、お金を稼ぐことに関しては積極的。

休む暇もなく働くことを問わない人が多いそう。

 

 

そしていま働き盛りの20-30代。

この世代はアーティストもたくさんいるでしょう。

まさに僕も、この世代。

 

【食べ物】でも【お金】でもなく、

この世代が重要視しているもの。

 

 

それは物質的なものではない。

言語化すると、

 

【存在】

 

だそうです。

 

 

確かに!!

それそれ!!

 

 

と、全身を使って納得しました。

 

「自分は何のために生きているのか」

「自分の存在意義とは」

 

アーティストの方々は特に、

そう思う方も多いかと思います。

 

 

確かに【食べ物】も【お金】も大事だけど、

それ以上に【自分の存在】が大事。

 

この世代は、ある意味食べ物にもお金にも

困らずに生活できている世代。

 

となると、日本でさまざまな環境が整うなか、

徐々に精神的な部分に価値観が移ったのだとか。

 

 

そう考えると、諸先輩方の考え方も

受け入れられるし、それぞれ世代ごとに

何を求めているか、などもわかりやすい。

 

 

そして、現代のアーティストがどうなることが

アーティストとして満足のいく活動ができるのか。

 

 

それを突き詰めたら、やっぱり

ライブハウスの在り方も変わらなければ

いけないと思う。

 

 

30代、鳴滝紳吾。

 

アーティストの存在価値を高める。

そして、職業アーティストを当たり前にする。

 

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