“売らない” バンドでメシを食う

CASTプロデューサーでありレコーディングも映像制作もできるドラマー鳴滝紳吾のブログ。バンド活動のあるべき姿を体現しながら事業を展開する。

楽しいこと意外、仕事じゃない。

おはようございます。

音楽業界に変革を起こす男、鳴滝紳吾です。

 

 

ライブハウスには、ノルマというシステムがある。

 

とある日程で、ライブの出演が決まったアーティストがいるとします。

バンドはライブハウスでライブのスケジュールが決まると、

例えばチケットが¥2,000だとして、15人分のチケットノルマを課されます。

 

¥2,000×15=¥30,000

 

3万円分です。

 

もし自分のバンドのお客さんが1人も来なかった場合、

この3万円をバンドが負担してライブハウスに支払うというシステムです。

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【ハンブンコ!】Telecastic fake show(凛として時雨)を半分のテンポで叩いてみた

 

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たくさんの方々、パンフレットご協力ありがとうございます!



 

このノルマシステムは、言葉を選ばずに言うと、

ライブハウスの悪しき習慣。

 

 

しかし、そこはドリンク代をおもな収益源としているライブハウス。

 

ノルマをかけずにお客さんが集まらなかった場合、

ライブハウスは営業を続けることは困難です。

ずーっと赤字を続ける可能性が高いです。

 

それを回避するため、そしてそれを理由として

「バンドに成長してもらうため」に、最も効率がよい方法として

「ノルマ」というシステムが生まれました。

 

この「ノルマ」は、バンドがお客さんを増やすためには

とても重要な考え方であり、重要なシステムです。

 

このシステムは、いつしかバンドが搾取されてしまうものとしても

発展してしまいました。

 

それは、このシステムを採用しているライブハウスが悪いわけでもない。

搾取されてしまう、アーティスト側が悪いわけでもない。

 

このシステムに対するアクションを起こしてこなかった、僕の責任です。

 

 

 

ノルマが悪いんじゃない。

ノルマを達成させるために、本気でアーティスト達のために動くのが、

ライブハウスのプロデューサーとしての僕の使命である。

 

ライブハウスの知名度なんか、関係ない。

アーティストの才能だけが、原因じゃない。

 

僕が目指すのは、どんなアーティストでも

色々な業界と同じように「仕事」ができるようになること。

 

 

 

 

 

仕事は、やりたくないことをイヤイヤ取り組むことではない。

 

自分が楽しいと感じること

自分が本気でやりたいこと

 

これに取り組むことで、たくさんの人に喜んでもらうこと。

 

それが仕事です。

 

 

音楽業界は、これから大きく変わります。

メジャーも、インディーズも、アマチュアも関係ない。

 

 

音楽でメシを食いたい人は、メシを食えばいい。

 

 

 

誰でもそうできるように、僕は音楽業界を変える。

 

 

権利商売でも、搾取でもない。

 

 

まずは、ライブハウスから改革します。

マチュアアーティストの、ノルマをクリアさせる。

 

それが、僕の仕事。

 

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