“売らない” バンドでメシを食う

CASTプロデューサーでありレコーディングも映像制作もできるドラマー鳴滝紳吾のブログ。バンド活動のあるべき姿を体現しながら事業を展開する。

売れたいバンドがやってはいけない14のこと

こんばんは。

 

CAST ENTERTAINMENT プロデューサーの鳴滝紳吾です。

 

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ブログ「"売らない"バンドでメシをくう」は2019年12月31日より
「narutaki.net」にてブログ投稿しています!

 

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バンド活動には、やる事が本当に多いです。

無駄な事を省いて、最短距離でバンド活動を収入にできるようにするために"やってはいけない" 14のこと (本当はもっとたくさんある) をリストアップしました。

 

 

 

 

 

1. チケット値下げ

 

どんなライブハウスでも大抵の場合チケットノルマがあって、チケット販売枠とゲスト枠が用意されている。

よく来てくれる友達をゲストにするパターンがありますが、バンドの価値を認めて見に来てくれてます。

しっかりとお金をいただいて、ノルマや活動費用にあてましょう。

また、よく来てくれる人には何らかの形でしっかり感謝を伝えましょう。

 

 

 

2. CD無料配布

 

精神的にも、金銭的にも無理をして、汗水垂らして作ったCDを、無料配布ですか?

そのCDには、大きな価値があります。しっかりお金をいただきましょう。

AppleMacを無料配布しないですよね?

広く知ってもらうためのツールは、いくらでもあります。

 

 

 

3. 他のバンドと同じ行動

 

いつしか、「作曲ライブ→CD制作→MV制作ツアー」という流れが当たり前になっています。

他のバンドと同じ事をするなんで自殺行為。自ら数あるバンドの中に埋もれに行ってるようなもんです。

どんどん違う事をやって目立ちましょう。

 

 

 

 

4. 地方遠征

 

結成してすぐのバンドでもツアーができる社会になりました。いまのバンドはとても恵まれています。

しかしそのライブ、誰が見ますか?あなたのバンドのお客さんは誰ですか?

まずは拠点のお客さんをしっかり増やしましょう。お金と労力をかけるべき場所は他にいっぱいあります。

 

 

 

5. CD制作

 

CD制作には、膨大な制作費がかかります。

そのCD、誰が買いますか?見込みはありますか?いつ頃完売しますか?

タイミングを見極めましょう。CD以外にもたくさんツールはあります。

 

 

 

6. 機材の買い込み

 

楽曲のクオリティを上げるためには、多少の機材のクオリティも必要。

いまは溢れるほど機材が大量に流通してます。本当に恵まれている。

しかし、「いま買おうとしている機材」「大量のエフェクターがパンパンに詰まったボード」

それは、身の丈に合っているのでしょうか?

ただでさえお金勘定が苦手なバンドマン、すぐに借金まみれになりますよ。

 

 

 

 

7. バンドコンセプトなし

 

見事に美しく整ったコンセプトは、販売方法やプロモーションなどすべてに魅力があります。

画面で見てるだけでもすごく買いたくなってきます。

あなたのバンドはどうですか?方向性がバラバラだと、せっかくの魅力が薄くなってしまいます。

 

 

 

8. 友達をライブに呼ぶ

 

友達は大切です。仲の良い友達にライブを見て欲しい気持ちもすごくわかります。

しかし、友達には限界があります。友達を1000人呼べますか?

バンドはネットワークビジネスではありません。ネズミ講でもありません。

イデア次第の攻める集客方法を考えましょう。

 

 

 

9. “横のつながり”を大切にする

 

バンドマン同士、業界内での繋がりをすごく重要視してませんか?

あなたのバンドのお客さんは誰ですか?

売れるバンドは、いかにして今いる場所から一歩先へ抜け出すか考えています。

 

 

 

 

10. ライブの本数が多い

 

意味ありません。

来るお客さんは分散します。セットリストを変えたところで変化ありません。お金も時間もかかります。

練習はリハーサルスタジオでやってください。

 

 

 

11. SNSのライブ告知だけで宣伝

 

どんな集客方法でお客さんを集めてますか?SNSで告知?

ぱっと見「集客がんばってる」と思っていても、ハタから見ていると何もしていないように見えます。

売れるバンドは、集客方法さえも美しく整っています。

 

 

 

12. 仲良しの集まり

 

友達からはじまって結成するバンドは多いと思います。

バンドは会社と同じ。仲が良いだけではセンスがない限り売れません。

同じ意志を持って目標に向かう社員で、バンドというベンチャー企業を軌道に乗せましょう。

 

 

 

 

13. いい曲を作れば売れる

 

いい曲を作るのは、職人であるバンドマンとして当たり前のことです。

パスタ屋さんが、おいしいパスタを作るのは当たり前のことです。

大事なのは、どこでどう売るか、誰に売るか。お金の管理はどうするか。

売れているバンドは、誰かが経営をしています。

 

 

 

14. 謎の大きな力に頼る

 

いつ訪れるかわからない謎の大きな力をアテにして活動していませんか?

そのタイミングは、何も行動しなければいつまでも来ません。

しっかり考えて行動しているバンドは、自らそのタイミングが来るように流れを作っています。

予想以上に現実的に考えているか、考えなくてもセンスで出来ているバンドが、売れるバンドです。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

バンド活動は、ギャンブルではありません。

売れている、または売れそうなバンドには必ず理由があります。

それをわかっているか、行動できるのか、すべてメンバー全員の意志と行動次第です。

 

「今後の活動に悩んでいる」「絶対に音楽を収入にしたい」

「いまのバンドを一生続けたい」

というバンドのみなさまご相談、いつでも受け付けてます。

 

 

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